建築士.com1級建築士製図対策室練習課題



課題・答案例 設計条件の検討 ゾーニング エスキース 構造・法規チェック 作図チェック
練習課題NO.1 「屋内プールのあるコミュニティ施設」 


ゾーニング
 敷地は、東側に歩道付の幅員16mの道路があり、面積は2600uです。北側には、市役所出張所。東側は、道路を挟み大型店舗。南側には、公営駐車場。西側は、集合住宅という敷地周辺条件が与えられています。まず、この周辺環境を考慮し課題で与えられた各部門、所要室のゾーニングを考えます。
 設計製図の試験では、与えられる敷地全体を使ってゾーニングを行うことが大切です。答案用紙はA2であり、この中に要求図面を全て納めるために1階平面図兼配置図のスペースが限られます。敷地全体に対し各部門、所要室、屋外施設をゾーニングしていくと、建築物の配置、ボリュームにも大きく違いがでることはありません。
 敷地内の南側は、一般的にも環境条件が良い位置ですが、この課題では屋外のコミュニティ広場は日当りに配慮した計画とすることが重要な条件であり、南側中央にゾーニングしました。
屋内プールの自然採光は、どの方位に配置しても開口部を多く設けることにより、これに配慮した計画になりますが、より良く採光を確保するために南側開口を設けられるよう西側に屋内プール部門をゾーニングしました。西側隣地には、集合住宅がありプール西面には開口部設けず、トップライトを設置することで対応することを考えました。北東には共用部門をゾーニングしました。中でも軽食レストランは、コミュニティ広場が見えるよう配置しました。北側隣地は、市役所出張所がありますが、用途が同じような管理部門を設けることには問題ないと判断しました。主出入口は、建物の中央付近に設けることで、動線計画が行いやすいため、屋内プール部門に近い位置に計画することにしました。


 2階には、コミュニティ部門をゾーニングしますが、屋内プールの上部は、天井高を確保するため吹抜としますので、共用部門の上階にゾーニングすることにしました。階段は2ヶ所設置し、1箇所はエレベーターと隣接させ一般利用客が使用しやすいようエントランスホールに、もう一箇所は施設管理を中心に利用できるよう管理部門に配置しました。また、2ヶ所の階段を離して計画することにより、2方向避難にも配慮できます。この課題では、東側1面接道であり、この道路から、利用者、車、自転車、サービス用アプローチを設けることになります。ここでは、利用者と駐輪スペースのアプローチを中央付近、駐車スペースをコミュニティ広場横に、サービスアプローチは管理部門に面し、厨房への搬出入にも配慮しました。また、南側隣地の公営駐車場からのアプローチは、道路に出ることなく、直接敷地内にアプローチし、主玄関への動線を考えました。これら屋外施設の配置は、車の進入と人の動線を明確に分ける歩車道分離の原則が大切です。ここまでは、設計条件を読み進む中で構想していきます。これらの基本構想を基に平面ブロックプランの作成を行うことになります。


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