4) 面積確認のため逆算する 1階と2階の総畳数を出します。
つぎに、延べ面積が条件を満たしているかどうかを確認するため、総畳数をm2に換算します。
112 × 1.6562m2 = 185.49 m2
↓
延べ面積 : 160m2 < 185.49 m2 ≦ 200m2 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ○
延べ面積の条件を満たしている。 |
もし、条件より小さくなってしまった場合は、延べ面積条件の中間値(180m2)になるよう、1階・2階それぞれに同面積分を増やします。
[例]140m2となってしまった場合
180m2−140m2 = 40m2 畳数に換算すると、約24.15畳になるので、【1階+2階=総畳数】に、26畳程度増やします。
したがって、半分ずつ振り分け、1階に13畳、2階に13畳を増やして調整します
5) 建物の外枠を決める
建物の外形の形と大きさを決めます。これは、居室を組み合わせて建物を計画するよりも、敷地内に建物の外枠を決めておけば、その中に居室を配置するだけでよいので、エスキスが大変楽になるからです。簡単なジグソーパズルと同じです。
基本となる外形の大きさを決めるために、2階の面積を使用し、2階から計画します。
1.短手(南北)方向の長さを決める
◎4間、4.5間、5間程度で見当をつける。
A 便所、洗面脱衣室、浴室など水回りを北側1間に1列で配置する。
B 廊下幅は、Aの南側に 1,820mm(4 マ ス=1間) または 1,365mm(3 マ ス=0.75間)とし、後で調整する。
このとき、廊下の突き当たりに、便所や階段を配置してもよい。
C 道路境界、隣地境界から東西南北とも、1間(4コマ)以上離す。
D 子供室を廊下の南側に配置する際、6畳を横長に配置するか、縦長に配置するかで、4間または4.5間となる。
さらに、奥行き0.5間の収納を配置しなければならないことに注意する。
第2課題案では、4間と設定して進めます。
2.長手(東西)方向の長さを決める。 ◎2階の総畳数を便宜的に偶数になるよう、2で割って坪に換算する。
1.で短手(南北)方向の長さを決定したので、割り算をして長手(東西)方向の長さを出す。
|
27坪/4間= 6.75 間
↓
長手(東西)方向 = 7.0 間
|
6) 所要室のレイアウト *エスキスは2階から
所要室を設定した建物外枠の中に配置していきます。
まず
要求面積の大きな室の位置と各階同じ位置になる
階段を配置し、他の室の区画していく方がまとめ易いと思います。
各室にはホールや廊下から独立した出入口を設け、他の室を通過しなければその室に入れない計画をしないよう注意してください。
[2階のエスキス]
2階から計画します。
まず、南側2間(3,640mm)を居室、北側1間(1,820mm)を便所や浴室等の水回りとし、あいだに廊下1間(1,820mm)の南北4間(7,280mm)を基本として計画します。階段は建物の角に配置してしまうと、その前方に空間を確保しなければならなくなりますので、できるだけ角には配置しないようにしてください。また、階段の位置は1階との連続性が必要ですので1階の室配置も考慮してくだい。
東西方向は建物の配置で検討したとおり、7.0間(12740mm)とし各室を区画します。
子供室などの居室は、特に条件がない場合でも日当たりに考慮し、できるだけ南側に配置するようにしてください。9.93m2以上と要求されていることから廊下の南側に6畳の居室配置が必要ですが、この6畳を縦長あるいは横長に配置するのかによって、南北方向2間あるいは1.5間を必要とし、そのほかに収納を設けることを忘れないように注意してください。また、台所・食事室・居間は東側に、夫婦室は西側に配置しました。
なお、
課題内容によっては北側一列型が採用できない場合もあります。