西洋建築史 


西洋建築史
建築物 サン・マルコ大聖堂
時代区分 ビザンチン
所在地 イタリア・ベネチア





サン・マルコ寺院
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サン・マルコ寺院(Basilica di San Marco)は、福音記者マルコにささげられたイタリアのヴェネト州の州都ヴェネツィアで最も有名な大聖堂である。

ビザンティン建築を代表する記念建築物であるとされるが、その当時、コンスタンティノポリスで500年以上も前に流行した形式を採用している。サン・マルコ広場(Piazza San Marco)に面して建ち、ドージェの館であるドゥカーレ宮殿(Palazzo Ducale)に隣接し繋がっている。

1807年からはヴェネツィア大司教座が置かれている。「サン・マルコ寺院」という呼び名は人口に膾炙しているが、カトリック教会の大聖堂であるため、本来は「寺院」というより「大聖堂」というのが適切である。

サン・マルコ聖堂は東ローマ帝国の首都コンスタンティノポリスにあった聖諸使徒大聖堂を模して建てられたといわれている。1090年代に建設された聖堂は十字形平面で、中央部に円蓋を持つ典型的なクロス・ドーム形式で、その意味では由緒正しいビザンティン建築である。統領にとって宮廷礼拝堂のような役割を持っていたので、12世紀後半からはグラード司教の主教座大聖堂として機能した。

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年代・様式 代表的建築物
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