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平成19年二級建築士「設計製図の試験」答案例

本試験課題は要求室が多くエスキースに時間がかかり、さらに、2階床伏図兼1階小屋伏図が求められたとで、作図時間も厳しい難易度の高い問題でした。

住宅地に建つ喫茶店併用住宅(木造2階建)
 ご注意) この答案例は建築士.comが独自に作成したものです。


平成19年二級建築士「設計製図の試験」合格発表 2007.12.6(木)

設計製図の試験日から待ちに待った合格発表が行われました。平成19年の二級建築士「設計製図の試験」は、受験者14,090人、合格者7,178人、合格率は50.9%という結果が出ています。この一年、誘惑にも負けず懸命に努力された方だけが手にできる栄冠です。新たに7,178人の二級建築士誕生、おめでとうございます。

採点は4段階、T、U、V、Wに区分され、ランクTが合格という公表です。
 ランクT:「知識及び技能」を有するもの
 ランクU:「知識及び技能」が不足しているもの
 ランクV:「知識及び技能」が著しく不足しているもの
 ランクW:設計条件・要求図書に対する重大な不適合に該当するもの
 「知識及び技能」とは、二級建築士として備えるべき「建築物の設計に必要な基本的滑総括的な知識及び技能」をいう。

各ランクの割合は、T:50.9%、U:7.6%、V:16.0%、W:25.5% と発表されました。

「採点のポイント」は次のように公表されました。

「住宅地に建つ喫茶店併用住宅(木造2階建)」
(1) 設計課題の特色に応じた計画
@ 「喫茶店部分」・「住宅部分」の配置計画及び動線計画
A 「喫茶店部分」の各要求室の配置計画及び動線計画
B 将来の高齢化に配慮した「住宅部分」の1階部分の各要求室の配置計画及び動線計画
C 建築物の耐震性の確保
(2) 計画一般(敷地の有効利用、配置計画、動線計画、設備計画、各室の計画等)
(3) 構造に対する理解
(4) 架構計画
(5) 矩計に関する知識
(6) 要求図書の表現
(7)
設計条件・要求図書に対する重大な不適合
@ 木造2階建でないもの
A 要求図書のうち図面が1面以上未完成のもの
B 図面相互の重大な不整合のもの(上下階の不整合等)
C 延べ面積条件が、「190u以上、230u以下」に適合していないもの
D 要求室のうち、次のいずれかの室が欠落又は設置階が違っているもの
喫茶室、多目的室、趣味作業室、居間・食事室・台所、和室、夫婦寝室、書斎、子供室
E 屋外テラスの欠落
駐車スペース及びその出入口の位置の不適合
F 著しく非常識な計画のもの(階段の欠落等)
二級建築士「設計製図の試験」合格発表 JAEICより


平成19年二級建築士「設計製図の試験」課題発表 2007.6.16
 住宅地に建つ喫茶店併用住宅(木造2階建)について










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