近代建築史>築地本願寺

建築物名 築地本願寺

近代建築史

設計者 伊東忠太

所在地 東京都
竣 工/1934年




[所在地]
東京都中央区築地三丁目にある、浄土真宗本願寺派の寺院。

[築地本願寺]
築地本願寺は、火災による再建を繰り返し、1934年、日本の「建築史学」の第一人者とされる、『伊東忠太』の設計で完成しました。創建時は、浄土真宗本願寺派の各地にある、「築地別院」として建立されましたが、2012年に「築地本願寺」の名称に改められ、京都の西本願寺の唯一直轄寺院となりました。

本堂の外観は、「古代インド様式」をモチーフにしたデザインで、正面には神殿風の円柱が並び、それに続く大階段、ドーム型の屋根には蓮の花が彫刻され、日本の寺院とは思えない大胆さです。

また、スフィンクスのような羽の生えた獅子や、猿や象など、様々な動物の彫刻像があり、幻獣装飾で有名だった伊東忠太の作り出す、エキゾチックな世界観がよく表れています。また、内部にはステンドグラスや、ドイツ製の巨大なパイプオルガンなどがあり、月に一度、パイプオルガンによるコンサートも行なわれています。

一見、日本の寺院とはかけ離れた建物ですが、内部の造りは浄土真宗の様式になっていて、インド、イスラム、西洋、日本の建築様式を組み合わせた、独自のスタイルとして、伊東忠太の代表作となっています。


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