西洋建築史 


西洋建築史
建築物 ピサの大聖堂
時代区分 ロマネスク
所在地 イタリア・ピサ





ピサのドゥオモ広場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


ピサのドゥオモ広場(-ひろば)は、イタリアにある世界遺産の物件名である。

大聖堂(ドゥオモ)は、緑の芝生が生える広場の中央にそびえる。都市国家であったピサが、1063年にパレルモ沖でサラセン艦隊を破ったことを記念して建築を始めたといわれる。

建物の構造は、奥行きが約100m、幅約30mで、上から眺めるとラテン十字の形をしている。内部は、円柱が密に並び、五廊式となっている。使用された円柱の多くは戦利品として、パレルモの古代遺跡から運ばれたものともいわれ、内装はビサンティン様式の影響も見える。

建物内部にはピサの人々に愛された、聖ラニエリハインリッヒ7世の墓がある。

ガリレオのランプは、身廊のほぼ中央に吊り下がっているブロンズ製のランプで、ガリレオがこのランプの揺れをみて振り子の等時性を発見したと伝わっているが、これも事実ではないと考えられている。

説教壇は、14世紀の始め頃に作られた、イタリア・ゴシック様式を代表する彫刻として知られている。

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