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平成20年一級建築士合格をめざして! |
独学カリキュラム2008 一級建築士「学科の試験」  |
建築士.comでは、独学で一級建築士学科の試験に挑戦される方のカリキュラムを作成しました。独学の難しさは、如何にやる気を継続させるかにあると思います。スクールに通えば同じ教室に仲間ができ、お互いに刺激しあいながら集中して学習できます。特に自己管理が苦手な方は、スクールに通われることをお勧めします。
しかし、学習計画をしっかりと立て、自己啓発しながら取組むのであれば、独学での合格は可能です。市販の問題集や参考書は、合格に必要な知識が全て含まれています。これらの内容を理解し、記憶にとどめ試験に挑んでください。学科試験合格に向け、2月から7月の試験日までの実践的なカリキュラムを作成しました。参考にしていただけると幸いです。
1日に1時間30分を2コマで計3時間の学習時間を作ってください。平日に時間が確保できない方は土・日など休日を有効に活用してください。個々にオリジナルのカリキュラムを考えられる場合にも、集中力が持続できる「1時間30分」を1コマとするのが良いでしょう。場所も大事です。落ち着いて勉強に取り組める静かな所、いつも同じ机が良いでしょう。そこに座れば勉強するという習慣をつけるようにしてください。一級建築士の学科試験は一夜漬けで攻略できるものではありません。毎日こつこつと知識を積上げ、合格を勝ち取ってください。
2・3月は参考書を中心に計画、法規、構造、施工の4科目を8週間で一通り学習します。不得意な科目がある場合はその科目に重点を置き、独学カリキュラムの時間配分を変更してください。特に構造の計算問題、法規では法令を理解することなどには時間がかかります。早い時期に基本的な事項を整理しておくことが大切です。
4・5・6・7月は問題集を徹底的に学習します。問題集1回目は参考書や問題集の解説を併用しながら、1コマ(1時間30分)で8〜10問程度に取り組みます。2回目は理解していない部分は再度、参考書を確認します。3回目はラストスパート2週間で問題集1冊全ての問題に取組みます。その後、試験日まで出来るだけ繰り返し学習してください。例年、過去に出題された内容が繰り返し出題されています。過去問題を理解することが学科試験突破の最も有効な攻略法です。もちろん過去に出題のない新しい問題もありますが、参考書と問題集を理解しておけば解けるはずです。
一級学科「計画」の過去の出題を分野別に見ると、環境工学8問、計画各論9問、設備6問、建築史1問、都市計画1問程度と、例年同じような傾向にあります。その内容についても類似しているものが多く、過去問題を数多くこなすことが計画攻略の第一歩です。ただ、問題集を数回繰り返すと見ただけで解答が分かるようになってしまいますが、選択肢一つ一つを吟味し、誤っている記述はどう変えれば適当な表現になるかを検討し、より理解を深めることが大切です。
一級学科「法規」では、25問中、建築基準法関係が約18問、残り7問は、建築士法や都市計画法など建築関連法規から出題さています。参考書、問題集をチェックするごとに法令集を必ず開いてください。最初は面倒でしょうが1問づつ基準法を開き、この選択肢は何条の何項に該当しているので○、この選択肢は、Xというように条文に照らしながら進んで下さい。繰り返し解くうちに基準法のどこに書いてあるか分かるようになります。また、法令集に添付されているインデックスを活用することも大切です。
法規の試験の解答は全て法令集の中にあります。その法令集を持ち込んでいいのですから、総合点数は法規で稼ぎたい。
一級学科「構造」の出題は、建築材料・構造力学・各種構造の3つに分類でき、次のような内訳です。
建築材料―― 3問程度
構造力学――11問程度
各種構造――11問程度
このうち、構造力学の計算問題は、毎年5問ほど出されています。計算問題が不得意な受験者も多いと思いますが、決して捨てないで下さい。基本的な公式や考え方などを覚えておけば解けます。電卓を持込めないことからも、煩雑な計算はないと予想できます。学習するときには頭の中だけではなく、ノートにきちんと計算式を書くことが覚えるコツです。
| 構造力学は合否の鍵を握る分野であり、避けて通ることはできない。同じ型の問題が繰り返し出題されており、要点さえ理解すれば確実に得点できる。 |
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一級学科「施工」では、鉄筋工事やコンクリート工事などの各種工事は、もちろん、積算、測量、契約についても出題されています。各種工事では、建築工事標準仕様書・建築工事共通仕様書を根拠にした問題がおおくあります。注意して欲しいのは、試験で用いられるこれら仕様書の用語と、日ごろ現場で使っている言葉が異なる点です。現場では、商品名や一般的よび名などが使われており、試験用語とのすり合わせが大切です。
積算では建築数量積算基準、契約では民間連合協会の工事請負契約約款に基づいた問題が出されています。これらの出版物にも目を通しておきたいものです。
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