日本建築史 

日本建築史
建築物 東大寺正倉院
時代区分 奈良
所在地 奈良県





東大寺正倉院は「古都奈良の文化財」の一部として、世界遺産に登録されています。奈良市の東大寺大仏殿の北西に位置します。

奈良時代に建てられた、高床の校倉造(あぜくらづくり)倉庫で聖武天皇・光明皇后ゆかりの品をはじめとする、天平時代を中心とした多数の美術工芸品を収蔵しています。

当時、官庁や大寺院には多数の倉庫(正倉)が設置されました。正倉が幾棟も集まっている一廓を本来、正倉院と呼びますが、現在では東大寺の正倉院をさします。

倉は大きな三角材(校木)を井桁に組み上げた造りで、檜造り、単層、寄棟本瓦葺きです。地上から2.4mという高い床で、直径約60cmの丸柱が自然石の礎石の上にどっしりと立ち並び、巨大な本屋を支えています。

宝物が現在もなお極めて良好な状態で残されているのは、高床式の構造や、檜材を用いた造り、足が付いた辛櫃(からびつ)で保存されていたことなどによります。

これらが、宝物の湿損や虫害を防ぐのに効果があり、また外光や汚染外気を遮断するなど、保存に大きな役割を果たしています。


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