日本建築史 

日本建築史
建築物 日光東照宮
時代区分 江戸
所在地 栃木県





日光東照宮
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日光東照宮(にっこうとうしょうぐう)は栃木県日光市にある神社である。

江戸幕府開祖である徳川家康を神格化した東照大権現を祀る。全国の東照宮の総本社的存在であり。正式名称は地名等のつかない東照宮であるが、他の東照宮との区別のために、日光東照宮と呼ばれることが多い。 日光東照宮は、陰陽道に強い影響を受け、本殿前に設けられた陽明門とその前の鳥居を中心に結んだ上空に北極星が来るように造られている。また、その線を真南に行けば江戸へ着くとされ、さらに主要な建物を線で結ぶと北斗七星の配置と寸分違わぬよう設計されている。そのため余談ではあるが、現在の観光地としての日光東照宮の陽明門前の写真屋のある辺りが日本一運気の強い場所と言われている。

家康が祀られることになったのは、家康本人の遺言からである。後述の歴史も参考にしてほしいが、「遺体は久能山におさめ、(中略) 一周忌が過ぎたならば、日光山に小さな堂を建てて勧請し、神としてまつること。そして、八州の鎮守となろう」に由来する。 家康が目指した「八州の鎮守」とは、「日本全土の平和の守り神」である。家康は、不動の北極星の位置から徳川幕府の安泰と日本の恒久平和を守ろうとしたのである。

日光東照宮を訪ねると様々な建物に実に多様な動物を見ることができる。これらの動物は全て平和を象徴する動物が描かれている。 「見ざる、言わざる、聞かざる」で有名な3匹の猿も実は厩舎に造られた8枚の壁画の1枚に過ぎない。これは、8枚で猿の一生が描かれており、ひいては人間の平和な一生の過ごし方を説いたものとなっている。ちなみに「見ざる〜」は幼少期には悪事を見ない、言わない、聞かない方がいいという教えである。奥社を護る「眠り猫」にしても実は家康を護るために寝ていると見せ掛け、いつでも飛びかかれる姿勢をしているともいわれているが、もう一つの教えとして「猫も寝るほどの平和」を表しているのである。

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