日本建築史 

日本建築史
建築物 東大寺南大門
時代区分 鎌倉
所在地 奈良





東大寺
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東大寺とうだいじ)は、奈良県奈良市雑司町にある華厳宗大本山の寺院である。「金光明四天王護国之寺」(こんこうみょうしてんのうごこくのてら)ともいう。「奈良の大仏」として知られる盧舎那仏(るしゃなぶつ)を本尊とし、開山(初代別当)は良弁(ろうべん)である。東大寺大仏殿は、世界最大の木造建築物として知られ、創建は8世紀であるが、現存の大仏殿は江戸時代、18世紀初頭の再建で、創建当時の奈良時代の堂に比べ、間口が3分の2に縮小されている。「大仏さん」の寺として、古代から現代に至るまで貴賎を問わず広い信仰を集め、日本の文化に多大な影響を与えてきた寺院であり、聖武天皇が当時の日本の60余か国に建立させた国分寺の本山にあたる「総国分寺」と位置づけられた。なお、奈良の大仏については、「東大寺盧舎那仏像」の項を参照。

南大門(国宝)−平重衡の兵火(1180年)による焼失後、鎌倉時代の正治元年(1199年)に復興されたもの。東大寺中興の祖である俊乗坊重源が中国・宋から伝えた建築様式といわれる大仏様(だいぶつよう、天竺様・てんじくようともいう)を採用した建築として著名である。大仏様の特色は、貫(ぬき)と呼ばれる、柱を貫通する水平材を多用して構造を堅固にしていること、天井を張らずに構造材をそのまま見せて装飾としていることなどが挙げられる。門内左右には金剛力士(仁王)像と石造獅子1対(重文)を安置する。

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