近代建築史>国立西洋美術館

建築物名 国立西洋美術館


近代建築史

設計者 ル・コルビジェ

所在地 東京都
竣 工/1959年






[所在地]
東京都台東区の上野公園内にある、西洋の美術作品を専門とする美術館。「ル・コルビュジエの建築作品‐近代建築運動への顕著な貢献」の名称で、世界遺産に登録されています。 

[国立西洋美術館]
20世紀を代表するスイス人建築家『ル・コルビュジエ』が設計し、1959年に竣工しました。ル・コルビュジエは、フランク・ロイド・ライト、ミース・ファン・デル・ローエと共に「近代建築の三大巨匠」と呼ばれています。

国立西洋美術館は、ル・コルビュジエが追求した「無限成長美術館」という「必要に応じて増築し、展示スペースを無限に増やせる美術館」を実現したもので、彼の設計による日本で唯一の建築物です。

1階部分はピロティになっていて、正面入口から吹抜けのある「19世紀ホール」というメインホールに続き、スロープによって2階の展示スペースへと移動するという構造です。

見通しのよい展示空間は、バルコニーや高さの違う天井、自然光を取り入れた照明ギャラリーなどによって、空間の広がりや変化を楽しむ工夫がされています。

また、ル・コルビュジエが考案した「モデュロール」という、人体の寸法と黄金比を組み合わせた建築の基準寸法が、建物すべての部分に使われていて、前庭の石畳や外壁のパネルなども、この寸法がもとになっています。
 
国立西洋美術館は、日本の近代建築運動に大きく貢献したことが評価され、ル・コルビュジエの17作品の一つとして、2016年7月に世界文化遺産に登録されました。

東京都では初めての世界遺産、日本の戦後の建築物では初の登録で、また、国境をまたいだ世界遺産としても日本初、そして、大陸をまたいだ世界遺産としては、世界初の登録となっています。


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